お出汁のような味わいのしいたけ茶は、カフェインレスなので夜や寝る前にも飲んでも睡眠の妨げにはなりません。
ただし、塩分が強めのしいたけ茶もあるので、少し注意が必要。
しいたけ茶を飲む時の、注意点や選び方を紹介します。
目次
しいたけ茶を寝る前に飲む時の注意点
しいたけ茶はノンカフェインなので、コーヒー・紅茶、緑茶と違い、寝る前に飲んでも目が冴えてしまうことはありません。
ただし、注意点がひとつ。
しいたけ茶によっては塩分が高めのものがあります。
干し椎茸を粉末にしただけのしいたけ茶は、塩分の心配が殆どありません。
ただし、しいたけに含まれている成分をより抽出しやすくするために、塩が配合されているしいたけ茶もあります。
体調や体質によっては、寝る前の塩分摂取はむくみの原因になることもあるので、注意しましょう。
しいたけ茶の選び方
しいたけ茶は、乾燥しいたけ粉末だけの無添加のものと、塩分や糖分、旨味成分をぷらすしたものがあります。
また、黒胡椒などで味にアレンジを加えたもの、食物繊維やコラーゲンなどで効果をアップさせているものもあります。
選ぶ時には、原材料をよくチェックし、目的に合ったものを選びましょう。
また、使われているしいたけが、国産か海外産かが気になる人もよく確認してください。
カルディのしいたけ茶の原材料と成分
「もへじ国産しいたけ茶」の原材料
椎茸エキス(国内製造)、食塩、乾燥椎茸/調味料(アミノ酸等)
1袋2gあたりの栄養成分
- エネルギー 4kcal
- たんぱく質 0.1g
- 炭水化物 1.0g
- 食塩相当量 0.8g
妊娠中や子供への影響について
しいたけ茶は、「カフェインレス」ということだけを考えると、妊婦さんや子供さんも飲んでも大丈夫な飲み物です。
ただし、以下の2点に注意が必要です
- しいたけアレルギー
- 塩分摂り過ぎ
ほとんどの人には問題がありませんが、心配な人はかかりつけの医療機関に確認した上で飲むと安心です
しいたけ茶を飲むメリット
うまみ成分で満足感がある
しいたけ茶はお茶というよりも、「しいたけの出し汁」です。
ですから、しいたけに含まれている旨味成分がたっぷり!
他のお茶に比べて、満足感があります。
塩分補給できる
塩分が高めのしいたけ茶は、ミネラルも含まれているので夏場や汗をかきやすい時の塩分補給に最適です。
ただし、塩分摂りすぎがダメな人は注意して飲みましょう。
しいたけの効能が期待できる
しいたけは、ビタミン・ミネラル食物繊維など栄養豊富な食べ物です。
特に、血中コレステロールにいいと言われる「エリタデニン」や、髪や肌などにいいことから美容業界やダイエット業界らからも注目されている「ナイアシン」が含まれていることが、テレビなどでもよく取り上げられます。
しいたけ茶に含まれるしいたけの成分は少量なので効果を期待できるかと言われると怪しいですが、体にいい飲み物であるとはいえますね。
しいたけは食物繊維が豊富なので、しいたけ茶も便秘に効くのでは?と思われがちですが、しいたけ茶に食物繊維の量はそれほど期待できません。
食物繊維入りのしいたけ茶があるくらいですので、普通のしいたけ茶にはほとんど入っていないと考えたほうが良さそうです。
「所さんお届けモノです」で紹介!焼き肉のタレを超えたしいたけ茶を使った調味料
しいたけ茶はいろんなアレンジが楽しめますが、注目すべきは焼き肉のタレより美味しいといわれる調味料のアレンジです。
2020年8月9日の「所さんお届けモノです」で紹介されたアレンジ方法ですが、美味しいとかなり話題なりました。
材料は3つ。
- しいたけ茶
- 赤味噌パウダー
- 馬告(マーガオ)
どれも、カルディで揃えることができます。
作り方はとても簡単です!
同量のしいたけ茶と赤味噌パウダーに、馬告(マーガオ)を少量をプラスするだけです。
「1:1:少量」と配合を覚えておきましょう。
この粉状の調味料に焼き肉などを付けて食べるだけなんです。
ちなみに、馬告(マーガオ)は黒胡椒で代用してもOKとのこと。
カルディに行ったら、しいたけ茶と赤味噌パウダーを買いたくなっちゃいますね。
しいたけ茶で楽しめるアレンジはいっぱい♪
しいたけ茶は、いろんな料理にアレンジができます。
- 炊き込みご飯
- 雑炊
- だし巻き卵
- 茶碗蒸し
- パスタ
などなど、昆布茶と同じようにいろいろな料理に使えます。
ひとつ家にあると、いざという時に重宝します!
しいたけ茶のアレンジ。おいしい飲み方
しいたけ茶は、どちらかというとぼやけた味です。
しいたけの戻し汁のようなものですので、しかたありません。
少し刺激的な味を求めている人は、黒胡椒をプラスするとピリッと美味しくなります。
すでにパウダー状の挽いた状態で売られている黒胡椒よりも、直前にミルで挽いた黒胡椒のほうが断然美味しいです。
黒胡椒を買う際には、ミル付きのブラックペッパーがおすすめです。
まとめ
しいたけ茶はノンカフェインなので寝る前も飲めますが、塩分が入っているしいたけ茶を飲みすぎるとむくみの原因になるかもしれません。
とはいえ、体によい効能が期待できるしいたけが使われたお茶ですし、いろんな料理のアレンジも楽しめるので、上手に生活に取り入れたいですね。